某メーカーが主催する教育機関向けクラウドセミナーなどと言う高尚な集まりに参加してきた。なんだか毎日酒飲んでるだけと思われているようなので、珍しく仕事に関係するネタも書いてみようと思った次第。でも、セミナー参加しただけ・・・とも言う。
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総勢50名程度の規模ながら、当然、周囲は偉そう・・・と言うか見識の高そうな方々ばかり。なんだか「場違い感」満載な状況。まぁ、せっかく参加した(正しくは「させてもらった」)と言うことで、まじめに話を聞いてみた。
さっそく驚いたのは、ゲストスピーカーが外人であったこと(海外大学の Professor)・・・だけではなく、通訳なしでしゃべり始めたこと。[話す→英語→聞く→日本語変換→理解する]と言う作業が話すスピードに全く追いつかない。恐る恐る周囲を見ると、皆さんきちんと[話す→理解する]をリアルタイムで処理しているように見えた。メモをきちんと取っている人もいるし。。。。
仕事で英語使うことは時々あるが、あれはコミュニケーション。こちらは、講演なので、知識として理解しないといけない。まぁ、早い話が大学の専門講義を英語でやってもらっているようなものです。ただ、英語をきちんと聞いて、話せるようにならないといけないな、と強く感じた次第でした。
そもそも、クラウドって何よ?これは分かっているようで、なかなか分かっていない。今回は
・すぐ手に入る
・短期間の使用ができる
・使い終わったら返せる
と言う定義でした。世の中、[クラウド=コスト削減]と理解されることが多いが、この定義の結果としてコスト削減が実現されると説明された方が分かりやすい。これは教育機関に限った話ではないので日々の営業活動で使える。メモメモ・・・。
また、IaaS, PaaS, SaaS の提供方法について色々な提案が行われた中で、学生による開発や、企業との連携を前提に
・アプリケーションカタログの自主運営
・アプリのWeb化とスマートフォン対応技法
等についても、今後の方向性としていくつか紹介されていました。
「プラットフォームを柔軟に運用できることで、さまざまな形態によるアプリケーション開発と提供を可能とする環境」であったクラウド(=仮想化?)が、サービス利用目的(ASP?)で注目されるようになっているということを改めて認識させられました。最近だと「所有から利用へ」と言うこで、なんだかインフラは不要だという風潮ではありますが「インフラはオンプレミスでも良い」とも提言していました・・・場合に応じてなんですよね。
やはり、きちんとしたセミナーって勉強になるなぁ。。。何度か落ちましたけど。。。汗